ペン型OCR Scanmarker を試してみた
ペン型OCRスキャナーの Scanmarker というものを試しに使ってみました。実験環境は Windows10 ですが、ipad や andoroid でも使用できるようです。
やりたいこと
やりたいこと
- ①日本語の書類をスキャン 番号(10桁) や 名前
- ②ペンでぱぱっとしたい
- ③Windowsのメモ帳やEXCELなどに直接入力
使った所感
- ①日本語OCR → 〇 *サーバーでやっている
- ②メモ帳やEXCELなどに直接転送 → Winアプリで 〇
- ③読み心地的な →いくつか試した中では使いやすい感じ
商品の種類・購入
USBケーブル版(Type-B)と bluetoothドングル版なるものがあります。これより先の説明は、USBケーブル版での説明 になります。
注意点 USBケーブル
USBケーブルは付属していませんでしたので、Type-B のケーブルを用意しておく必要がありますが、コネクト部分のマージンがあまりないので、コネクト部分が太いUSBケーブルだと物理的に接触不良になる可能性あり。
軽く使ってみた
OCR機能をサーバー側でやってるぽいので、ネット禁止環境などでは OCRはできなくなる + センシティブ情報系で扱うは要注意(個人情報をOCRのサーバーに送るることになるため)。 日本語のOCR性能や使い勝手は悪くない。
OCRアプリの準備
今回の実験は Windows環境のみしか試していませんが、OCRするには2つの方法があり、
①クラウド版アプリを利用 ②ソフトをインストールする のどちらでも利用できますが、
どちらにしろアカウントが必要 なので
Scanmaker のサイトでアカント作成をしておきます。
メモ帳やEXCELなどに直接入力する場合は ② の方法を使用してください。(Windowsのみ?)
Windows版アプリ(.exe)
DL・インストールすればメモ帳やEXCELなどに入力可能になります。以下がアプリの画面ですが、初期設定・接続などをしたら、あとは画面のはじに常駐させておく感じです。また、初回(だけ?)は ログインが必要なので Scanmakerのアカント作成+ネット 環境が必要です。
ペン側ではスキャン→画像化だけして、 OCRはサーバー側でやっている ようです。ためしに、wifi をOFF にすると OCRはできなく なりました。
クラウド版アプリ
利用目的によっては、アプリをインストールせずとも、クラウド版アプリで事足りるかもしれません。
まとめ
購入先やyoutube動画などみてると 日本語OCRできるのか? OCR結果をメモ帳などに直接入力できるのか? など不安でしたが、その両方ともできました。
ただ、スキャンからOCRまではペンで全てやっているわけではなく、OCRはサーバー側でやっているので、 ネット接続環境必須 + 個人情報を扱う場合 注意が必要 です。
今回のこちらサイドの用途(個人情報をがんがん扱う) では利用はやめておこう(結果:WEBカメラとOCR実装でやりました) が、なにか別の用途では使う可能性はある という所感です。