真偽を検査する関数
IS~関数は、ISERROR関数=エラーかどうか?ISNUMBER()=数値かどうか?などいくつかの関数が用意されています。
いずれもTRUE(真)かFALSE(偽)を返します。
書式
IS~(検査値)
| 関数名 | 説明 |
| ISERROR | エラー全般(#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!) を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISBLANK | 空白セルを参照するとき TRUE を返す。 |
| ISERR | #N/A 以外のエラー値を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISLOGICAL | 論理値を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISNA | #N/A (使用する値がない) を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISNONTEXT | 文字列でない項目を参照するとき TRUE を返します。(対象が空白セルを参照す場合もTRUE)。 |
| ISNUMBER | 数値を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISREF | セル範囲を参照するとき TRUE を返す。 |
| ISTEXT | 文字列を参照するとき TRUE を返す。 |
主なエラーの種類
| エラーの種類 | 説明 |
| #N/A | No Assign の略。数式で参照するセルに適切な値がない。 |
| #VALUE! | 数式内の引数やオペランドが不適切。 |
| #REF! | 数式内の参照セルが不適切(参照セルを削除してしまったなど)。 |
| #DIV/0! | 0や空白で割り算をした場合。 |
| #NUM! | 数式の引数の数値が不適切(小さすぎたり、大きすぎたり)。 |
| #NAME? | 関数名が違っている。 |
ISERROR関数の使用例
書式 =ISERROR(A1)
結果 FALSE
書式 =ISERROR(A2)
結果 TRUE
書式 =ISERROR(A3)
結果 TRUE

ISBLANK関数の使用例
書式 =ISBLANK(A1)
結果 FALSE
書式 =ISBLANK(A2)
結果 TRUE

ISLOGICAL関数の使用例
書式 =ISLOGICAL(A1)
結果 TRUE
書式 =ISLOGICAL(A2)
結果 FALSE